おんごろべーを集めてた

5秒間のできごとをいかに述べるか、そんな内省日記にするつもりです。

(2022年2月16日)受験は軍隊生活

今日は図書館のパソコンが使えるようになるはずだから午前中に図書館に行くぞ!という強い気持ちで6時に起きた。


起きたがお腹が空くの気持ちが勝ってシャワーより先に朝ごはん。
効率を考えるとシャワーを先に浴びればご飯を作ったり食べてる間に少しでも髪を乾かせると思うのだが、残念ながら本能は必ずしも効率性に従わない。


念の為ご飯を食べながら図書館の開館予定を確認すると昨日で終わっているはずの工事が終わってない!?12時まで使用不可だった。
ええっと意気込みがくじかれた感じだ。

コンピューターとかITはよく予想外のことが起きるイメージがあるので、工事の人頑張れ、と願う。

私がなぜここまで出ずっぱりになろうとするかというと、家だと人目がないので作業効率が落ちるためである。また、出てしまえばわざわざ出たのでそれに見合う成果を出さねばと燃えるからである。


自分で自分を追い込んでいくタイプ。逆に言うと追い込めないとダメになってしまう。
大学受験の時もそうだった。


今思うと労働者は週40時間の上限や、週休1日は法定休日になっているが、受験生の時は5時に起き、弁当を作りながら朝ごはんを食べ、朝6時すぎに家を出て8時に帰宅し10時半に眠り、を平日も土日も繰り返していた……

なお、受験生であっても家事の分担があり、皿洗いと米とぎは毎日していた。母親には洗濯してあげてるのだから感謝しなさいと言われた。ひぃ。

家事をしている時間も惜しかったので、台所の壁に長文を読んだ時に分からなかったメモを貼り付けて眺めながらやっていた。

電車通学だったので、駅から家まで帰りは寒いのと一刻も早く帰りたかったのとで雪道を走っていた。すごい。

でもセンター試験が終わると2次は2科目、大好きな英語と国語だったので毎日読書している気持ちで楽しかった。


受験は軍隊生活である。世の受験生はもう少しなので軍隊生活あと少し乗り切って欲しい。


仕方ないので読書をした。「摘便とお花見」という看護師の語りを現象学で読み解くという本だ。タイトルがすごい。

臨床の看護師さんが何を考え実践しているのか知りたかったため先日大学図書館で借りた。

看護師さんの語りは口調そのままでやや読みにくいと思いつつ読み進める。

ただの事例紹介ではなく作者の考察が載ってるのでふーむと思う。

私は哲学に疎いので作者が図と地なぞと言い始めた折には脳が混乱しまくっていたが、気に入った表現もあったので紹介しよう。


「医療者が患者自身の望むことを無視して感情を使う時、干渉と依存をはらむ2者関係となる。感情は(個人の内奥などではなく)、むしろ社会的なイデオロギーが伝達される装置なのだ。」

「実はがん患者は行動を失っていくまさにそのことによって、その人らしくなっていくのではないだろうか。スタイルの喪失のプロセスそのものが、その人らしさなのではないだろうか。」

「人の世話になるばかりの状況になってもまだ、「ありがとう」って言ってもらえるっていうのが、大事かなって思います。」

「死に対する「あきらめ」がドライさを生むのだが、このあきらめは都合のよい未来を無効にし、現在に集中した看護の場を開くものである。ここでは「あきらめ」が「ドライ」さを生むことで、看護の場において「何もできない」なかで要請される「立ち会い」を可能にする。」


眠気もあって脳が字を滑っていてきちんと読めてなかった部分もあると思う。
読書はのめり込んでる時はいいが、少し話が難しくなると意識を文にもっていかないとかなり適当に読み飛ばしてしまう。

ところで今日はやけにアパートが騒がしかった。上の階の人引っ越すのだろうか、越してくるのだろうか。

隣の部屋からも音楽らしき物音?が聞こえてきて今日はみんな休みなのかもしれないと思った。

AmazonBluetoothスピーカー買おうかと血迷っていたけど、この感じではボサノバ流してるのが聞かるかもしれないと気づいた。それは自分にとっても相手に
とってもあまり良くないかもしれない。

多くの大学生は春休みだからアパートが騒がしいのか?


夕方塾に行く前に本を返却するとともに取り寄せをお願いした本を貰う。

今日の窓口の方はシャキシャキしたおばさんだった。

私は自分がビクビクしているのでシャキシャキした人にはすぐに謝りそうになる。危ない。


借りた本は「驚きの介護民俗学」と「記憶する体」だ。伊藤亜紗さんはYouTubeでたまたま知ったお方だが、Amazonで見かけた全ての本が高評価ですごい。
シリーズケアを開くは結構好きで読んでいる。

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「摘便とお花見」が難しかったので「驚きの介護民俗学」の読みやすさにビックリする。


私はヨガを受験終わりぐらいから始めたのだが、体が柔らかくなった効果もあったものの、やらなかった時に体の不調(背中の痛み、首のこり、足のだるさ)を感知する閾値も高くなってしまったのは予想しなかったデメリットだ。


寝る前にストレッチしなかったので横になっても体の不具合を実感させられながら寝た。